「時間のデザイン」井上新八 発売日 : 2025/1/8
を読みました
ブックレビューなるものを書いてみようと思います、といいつつ何を書いていいかわからないので、思いつくものを書きます
この本を購入したのはAmazonレビューが良かったこともあるのですが、残業時間を減らすことを目標に固めて本を読んでいたからです
時間のデザインも残業を減らすには有効な気がしますね
著者は本のデザイナーで仕事をものすごく早いとのことで、その生産性の高さの秘密をこの本で書かれています
人生にとって必要な行動すべてを、 「習慣(ルーティーン)化」している。
すべての行動を「習慣」にすることで、 すべての物事が効率よく進むだけではなく、 成果もクオリティも飛躍的にアップしていく。
「習慣化」によって わたしの人生は新しく生まれ変わった、といっても過言ではない。

著者の秘密は、習慣化
どんな習慣があり、どうやって習慣化するかを書いてある
「AをやったらBをする」と小さな習慣をつなげていき、「A、B、C、D・・・」という感じでどんどん数珠つなぎをして膨大な量のやることをつなげていっているので、すべてがルーティンになって、いつの間にか終わっている状態を作り上げていきます
習慣になったものって確かについやってしまうし、負担も感じませんよね
朝起きたらトイレに行く、トイレに行ったらスマホでニュースや動画を見るとか、自動的にそうなってしまっていますね
それをつなげていくと、私の毎朝の通勤のルーティンのできあがりです
これを意識的に作り上げていくことで、集中して短時間に取り組めるようになるのが時間デザインのコツということです
すごいのは、仕事をはじめることに対して「やる気」が必要なくなったことだ。

では、どうやって習慣化するかというと、
習慣にするために大事なことはひとつしかない。
それは「毎日やる」 ことだ。
特例を作ることなく「週7日やる」。 それだけ。バカみたいにシンプル。
ということで、根も葉もないのですが、習慣というのはそういうものでありますね
ですので、毎日決まった動作をするのがコツというか、疲れないし、短時間で終わるコツだと理解して、どんどん定型化することを考えます
私の場合、職場に行ったら朝チェックする掲示板や生徒の欠席情報、朝の資料などをチェックすることをルーティンにしました
Evernoteのルーティンを書き込み、その流れをチェックしながらやっています
その後、職朝があり、朝のSHRがあり、職員室戻れば私の朝のルーティンが始まりす
今日の元々入っているタスクを確認して、たまっているToDoから今日のタスクを決めてスケジューリングしていきます
また、今日の目標、今日の帰宅時間を決めます
という感じがルーティンで、こうやって決めていくと、それが自然になるしそれをやらないと気持ちの悪い状態になります

ルーティンにすることで、漏れがなくなります
漏れがなくなれば結局は仕事ははかどります
こうやって考えてみると、教員の多くはルーティン化可能なんですね
こうしたことに気づいたら、働き方改革ってやりやすかったことに気づきました
著者は飾らずかなり淡々と書いていて、それが独特で面白いまであります
習慣化に興味があればおすすめの一冊になります
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