現状維持の壁とその影響による働き方の変化

今の学校では、私は変わったことをやることで管理職から評価をされており、これに勝る評価はありませんと満足しています
とはいえ、最近の悩みとしては、私の発想についてこれる教員がおらず、協力を得がたい状況が多々あります
範囲の広いことをしようと思うと、権限のある人を巻き込んでやっていかないといけないのですが、ここ数年、提案しても残念ながら通らないことの方が多いのが現実です

先に断っておくと、私は天才ではありませんし、それを自慢したいわけではありません
ここでしたいのは、私が考えていることを言語化したいだけですので、それ以上の何かがあるわけではありません

例えば、進路のことで学校の目標を達成するための案を長に提案したとすると、「先生の意見はもっともだと思う。けれど、それができるとは思わない」という感じで、却下されます
しまいには「正論だとは思う」と言われて、どう解釈していいかわかりません

Stunning sunset view of majestic mountains with mist and golden light. Ideal for travel and adventure themes.

私が言いたいのは目標達成のためのやり方を提案しているだけです
それを正論として処理されるのはどうかなと思うわけで、結局、言外に言いたいのは「正論を言われても、正論で現場は動いているわけじゃない」ということなんでしょう
もっというと「正論をかざすと反論できないから、そういうやり方はどうか」と言いたいのかもしれません

小さく始めて試せばいいじゃん、と私は思うんですけど、小さく始めることさえ検討しないのです
私は正論ではなくて、きちんとした具体案を持って行っているんですがね

ということの連続ですね
人を動かすというのは一教員、しかも「職場の変わった人」では難しいのが現状です
私立といえど

A serene summer walkway lined with oak trees at Colorado State University's Oval in Fort Collins.

それと最近よく思うのは、私の構想するもの伝わっていないのか、想像できないのか、この辺が区別できないのです
教員って年をとってくると、みんな偉そうに振る舞うようになって、「わからない」となかなかいえなくなるような気がするんですよね
私のような変わった人のアイデアに対して「わらかない」とプライドからいえないのじゃないかと邪推しちゃうのもよくありません

あとネックなのは、提案して返事が来るのは数ヶ月先のことのような形で、すぐに検討されないことも多々ありますね
私が思いつきで言うのがいけないんでしょうけども・・・

まあ、そんなこんなでみんな危機意識がないから、現状を変えたくないだけなんだろうなと思って、自分の権限でできる範囲だけに絞って試行錯誤をするようにしました
そのベクトルが向いた1つが私の働き方改革であり、成果を出しています
職場的にはもったいないんじゃないかなと勝手に思ったりはしますが、自由な働き方ができる私立いえどこういう壁はありますから、教員の仕事する向きが変わっていくのはもったいないなと思います

Aerial view of a tranquil beach with gentle waves along the coast of Brittany, France.

とはいえ、私はこれが不満なわけではありません
物事には何でもタイミングがあるようで、そのタイミングでなかったようです
ですので、私は私の実験場で試行錯誤をするだけであって、私のために才覚を使うようにします

おかげで、仕事を見つめ直すことができましたし、生活改善もできました
ここ数年あれこれと悩んでいたことは、きっと残業を減らすために必要なことだったんだと思いますね
そういう意味ではあれこれと試行錯誤をすることが未来を切り開くように思えます

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