私立で教師をやっていまして、教師業界というのはニュースで報道されるようにブラック残業、ブラック職場とこのご時世においてブラックな仕事の代表例になっています
ただ最近は、教員になりたい人が減ってなり手不足問題が起きて、教員のブラックな働き方に世間から疑問を投げかけられるようになり、ようやく教員の働き方改革なルものが生まれてきました
世間のみんな、ありがとう!
とはいえ、学校現場で何が起きているのかという、校長が「早く帰るようにしましょう」と爽やかに言うのみです
おいおい、具体策はないんかい!って総ツッコミが起こるわけですが、

校長として恐れているのは、労働基準監督署の調査が入るかどうかの1点だけという清々しさ
つまり、労基が入って、ブラック残業をさせている実態がわかったら残業代を支払うことになり、赤字になってしまうこと
「そうなったら授業料を上げる必要が出てきて、募集が大変!
みんなが困るでしょ?」
と投げかけてくるわけですね
数年前からタイムカードを押しているわけですが、実はあとから改ざんができる仕組みがあり、どれだけ時短納租をついても管理職が承認してくれるありがたい仕組みがありまして、
クラブ指導をしているのに定時に帰っているってこともあり得る、ホラー現象も起きます

私立というところは、不思議なもので一般企業なのに「地方公務員の教員に準じる」として残業代を出さないのです
それなのに労基にばれたら大変なことになるそうで、素晴らしいダブルスタンダードがあります
ので、クラブが終わる時間が定時以降の残業2時間のと頃に設定されてあっても何らおかしくなく、勝手に働いているだけであり、タイムカード上はもう帰っている可能性さえある
なかなか面白い仕組みですよね
といっても、私立というところは個性を尊重してやりたいことをやらせてくれるので、実のところ病休の人がいないし、みんなが楽しそうに働いているので、実は幸せ度が高い職場です
変なバランスのところで成り立っていますが、私自身もここで働けて幸せなんですよね
日々感謝
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