「トヨタだけが知っている早く帰れる働き方」桑原晃弥 (著) 発売日 : 2017/12/22を読みました
とにかく自分の残業を減らしたいために、この手の本を乱読した中の1冊
なんだかんだと日本を代表する企業であり、トヨタ方式はいろいろと有名ですから、といいつつも、Unlimitedだったという魅力もあり読みました
トヨタの本では、とにかくトヨタという名前が出てきますが、そのことは気にしないことにして、次の文章に出会って、心底驚きました
トヨタから学ぶべきは「クルマのつくり方」ではなく、「知恵を出し、日々改善する人の育て方であり、その仕事術」なのです。
特に、トヨタでは日々の小さな改善が重視されます。これから紹介するトヨタの仕事術は、ふつうの人がすぐに現場で実践できることばかりです。
職場はそうであってほしいなあ
今の職場はずいぶんましとは思うのですが、とにかく現状維持が目的となっていて、小さな改善なんて誰も考えていないような状況で、「忙しい」と年中いっているような状況があります

結局、自分の頭で考えることをしないから現状が変わらないし、その現状について提案をしても誰も乗っては来てくれません
そしてこの答えは本書ではこのよう言われます
トヨタでは、こんな言葉も言われています。 「忙しくて時間がない」ではなく「知恵がないから時間がない」
結局は、考えないから進まないのであって、知恵を出そうとしないからです
時間の浪費は命の消費ともあり、時間は命であるという認識もない
本書はかなり率直な考え方が書いてあって、真摯に仕事に向き合い、真摯に日々を良くしようと考えないとだめなことを教えてくれます
残業を減らすのは実はかなり厳しい働き方であり、さぼっているからだらだらとブラック残業をしているだけなんですよね
そのことにまずは気づいていかないといけない
それを他責で考えるから何も進まないんですよね

トヨタが日本を代表する企業であり続ける理由というのを本書から学ぶことができますし、周りがしようとしないなら、自分で働き方改革を推し進めたらいいとして、じぶんのためだけに知恵を出すことに専念することにしました
その成果はかなり出て、ノー残業デーでは残業なしに帰れるようにもなりました
職場では見えないことを教えてくれるのが読書だなと実感する日々です



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