よくよく考えてみれば、私の人生で早く帰ることってないんですよね
教員をやり始めて最初の10年くらいは20時過ぎに帰るような生活をしていました
残業3時間ですね
ここ5年くらいは残業2時間くらいで、19時過ぎに帰るような生活
実のところ感覚が麻痺過ぎていてこれが普通で、何もおかしくないし、これ以上早く帰るってできないでしょうって考えていました
ので、働き方改革が来るぞーっていっても管理職も無策
ノー残業デーは最初は居残りをする場合は管理職の許可が必要となっていたが、2週目にはみんなが無視してました
教員ってそんなもんなんですよね

労基云々の話は結局、何事なくクリアし、時間が経過しても私の働き方には大きな変化はありませんでした
まあ、これが普通ですよね、普通
生徒も大人も喉元過ぎれば熱さを忘れる、そんなものです
職場で身内に不幸があった方がいました
その前から身内の体調は思わしくなく、早く帰るような日々もありました
その方の話を聞いていると、今の私がそうやって早く帰ることができるだろうかと考えると、答えは
絶対にできない
でした
心底恐ろしいと思いました
というのは、今の私だけの生活だけで手一杯ってことがわかってしまって、そこから家族のことが入ってくるとそれに対応できるリソースも気持ちの余裕もないのです

自分の中では、今の職場は最高だ、この働き方がいい、毎日が楽しいと思っていたけれど、これではできないことが多々あり、実はギリギリのところで生きているんだなと
そもそも家に帰ったら疲れていてご飯作って、ちょっとだらついたらお風呂入って寝るだけの生活で、土日の休みもあるけれど、土曜日はステルス勤務をすることがちらほらあるし、疲れをとるためにぐだーっとしているだけです
これって思う以上に深刻な状態なんじゃないかな
ようやく私は問題があることを認識しました
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